クリプトナンバー28

イーサリアムの話題やその他の暗号通貨・仮想通貨などについても調査

ETH(イーサリアム) Worldwide Asset eXchange(WAX) 草コイン

ゲーム内のアイテムを売買するRMTのために開発されている草コインWAX

更新日:

Worldwide Asset eXchange(WAX)のロゴ

WAXはWorldwide Asset eXchangeの頭文字を取って命名されたゲーム内のアイテムを売買(RMT=リアル・マネー・トレード)するために開発されている仮想通貨です。
正確には通貨ではなくイーサリアムをプラットフォームとしてICOで資金を集められて開発が行われているトークンという位置づけになります。

WAXのプロジェクトの目的はブロックチェーンの仕組みを使った分散型のゲーム内アイテムのマーケットの創造です。
WAXはオンラインゲーム内のアイテムを取引できるWEBサイトを運営しているOPSKINS(オプスキンズ)によって開発されており、すでにゲーム内のアイテムやスキンなどをリアルなお金での取引を仲介している実績があり、仮想通貨を利用したプロジェクトへの展開でも優位性があるのは間違いありません。

WAX(Worldwide Asset eXchange)の基本的な情報は以下の通りです。

  • ホワイトペーパー
  • 通貨単位:WAX
  • 発行数:18億WAX
  • トークンタイプ:ERC-721
  • 時価総額:約300億円(2018年2月現在)
  • 1WAX == 62円(2018年2月現在)
  • オフィシャルサイト:https://wax.io/

WAX(Worldwide Asset eXchange)のリアルタイム情報は以下

 

 世界のRMT市場規模は5兆円産業

オンラインゲーム上のアイテムをリアルなお金で取引するRMT市場は世界規模だと500億ドルを超えていると試算されています。
日本円だと5兆円規模の産業となり、日本の産業だとドラッグストア業界の産業規模が5兆円で同じくらいです。
こう考えるとゲーム業界の中でもゲームの開発やゲーム機の製造・販売そのものではなく、ゲーム内の副産物であるアイテムのリアル・マネー・トレードの市場だけでもかなりの市場規模になっているのが認識できます。

そのRMT市場で一番取引量が多い最大手のサイトがWAXの発行元のOPSKINS(オプスキンズ)社です。
OPSKINSは月間新規登録者数20万人、週間取引数200万件を誇る世界ナンバーワンのゲーム内アイテム取引サイトになります。
すでにRMT市場のマーケットを運営している巨人がRMTの取引のための通貨(トークン)を作るわけですから、ニッチな分野ながらも実用性は確実かと言えます。

OPSKINSのサイト画面

上記がOPSKINSのサイトの画面です。
様々なゲームの色々なアイテムが4億人のユーザー間で日々、取引されており、取引件数は年間1億件以上とされています。

このゲーム内のアイテムの取引をブロックチェーンを使った分散型台帳処理を実現することで、より安全で透明性のある開かれたマーケットに成長する可能性を秘めています。
またWAXを使うことにより、為替や手数料などの問題も解決されるとされ、ユーザーにとってより取引がしやすい環境が提供されるとされています。

 

CryptoKittiesの取引をOPSKINSで開始し、取引はWAXでも可能

CryptoKittiesはブロックチェーン技術を活用したオンライン育成ゲームです。
ゲームと言えども実際にイーサリアム(ETH)で猫を買ったりして、遊ぶのでリアルにお金がかかります。

CryptoKittiesのイメージ

このゲーム内のネコを売り買いしたり、交配させたりできるのですが、今まではイーサリアム(ETH)だけでしか決済できませんでした。
それがOPSKINSのサイト上でも売買が可能となり、取引にはWAXが使えることを2018年の2月15日にWAX公式のテレグラムのアカウントから発表しました。

その際に価格が約29円から約70円まで大幅に急騰しました。
通貨としての大きな実用性が発表されると値上がりする典型的な例となっています。

 

WAXは90億円の大型ICO案件

WAXのプロジェクトは2017年11月29日の段階で36,000人が参加し、8,000万USドル、日本円にして約90億円を超えるトークンを完売しました。
通常のICOでの調達金額は日本円換算で25億円程度とされている中、3倍以上の資金を集めたプロジェクトとなっています。

 

WAXのトークンタイプはERC721

トークンはイーサリアムのプラットフォームで発行され一般的に使われているERC20ではなく、新規格のERC721となっています。

ERC721は、ERC20との互換性があります。
互換性をキープしつつ、NFT(Non-Fungible Token、代替不可能なトークン)という、全く新しい種類のトークンを扱えるというところが特徴となっています。

ERC721を使えばイーサリアムのブロックチェーンに頼らず、スピーディーに売買や取引が可能で、よりパーソナルな環境の構築が容易とされています。

 

仮想通貨融資プラットフォームの「SALT」との提携

SALTとはSecured Automated Lending Technologyの頭文字をとったブロックチェーン技術を利用する融資プラットフォームサービスです。
メインストリームの仮想通貨を担保としてドルやユーロで融資を受けることができます。
SALTを使えば仮想通貨を売買することなく一時的に法定通貨を手に入れることが可能となり、フレキシブルな資産運用を望んでいる利用者には使い勝手が良いサービスです。

WAXトークンはSALTよりキャッシュローンの担保として承認されたことを発表しました。
つまりWAXトークンを担保に、Secured Automated Lending Technologyでキャッシュローンを組むことが可能となったのです。

 

WAX(Worldwide Asset eXchange)の将来性についての見解

RMT(リアル・マネー・トレード)のための仮想通貨というポジションは草コインの中でも珍しく、似たようなものにNAGA COIN(ナガコイン)がありますが、私の知る限りでは純粋にRMT専用はWAXのみとなっています。

最初の方でも記載しましたが発行元がRMT市場で最大規模のサイトを運営するOPSKINSですし、取引量は少ないものの、すでに実際に使われている実績もあります。

今後はOPSKINS内でどこまで利用されるかが一つの判断材料になるかと考えています。
WAXを使うことによりユーザーがメリットを享受できれば自然とWAXによる取引が増えていくものと予想されます。

またRMTを頻繁に行うゲームフリークユーザーを仮想通貨・暗号通貨のユーザーに引き入れることが出来るのもWAXの可能性でして、今まで仮想通貨・暗号通貨に興味がなかった層への訴求もWAXの持つ魅力の一つです。

懸念点としてはRMTという行為そのものが全面的に認められているものではないということです。
RMTは一般的にオンラインゲームの寿命を縮めるとされ禁止しているゲームも多くあります。
RMTのために不正プログラムでバグを起こすチート行為やボットなどを使った自動操作の横行など、ゲームを純粋に遊んでいるユーザーからは迷惑な行為になります。

またゲーム内のアイテムは本来はそのゲーム内でしか価値を持たないものであり、ゲーム製作者(パブリッシャー)の著作物に当たります。
このため運営側がRMTを否定すればそのゲームではRMTはすぐに禁止にできます。
しかしRMTのおかげで人気のあるゲームもあり、RMTがプラスの方向に働く場合、運営側は黙認していることも多いです。

法的には空白地帯となっており、各国で対応が分かれますが、実質的な罰則規定がないのが現状です。

RMTそのものの是非についての議論は昔から繰り返され、結論は出ませんが市場規模は500億ドル市場へと成長しており、RMTそのものが突然なくなるといったことは考えられません。

WAXはRMTマーケットを健全で開かれたものにする目的で発行されています。
WAXによってRMTが今後どのように変化していくのでしょうか。

 

WAXトークンが購入できる取引所

RMTマーケットをブロックチェーンによって改革しようとするプロジェクトのWAXトークン。
そんなWAXを購入できる代表的な取引所を紹介します。

HitBTCは手数料が世界最安(2018年4月現在)のイギリスのロンドンを拠点とする大型取引所です。
日本語にも対応しており、サイトがやや重いことを除けば非常に使いやすい取引所です。

hitbtcのアイコン
手数料最安、日本語チャット機能もある海外仮想通貨取引所HitBTCの登録手順

仮想通貨の取引所として取引高で10位前後の大型の海外取引所のHitBTC(ヒットビーシーティー)の紹介です。 2018年3月の時点で1日の取引高が2億5,0 ...

続きを見る

 

現状、WAXは日本円で購入できないのでWAXを購入する際は、国内の取引所でビットコインやイーサリアムなどを日本円で購入して、海外の取引所であるHitBTCに送金する必要があります。

国内の代表的な取引所は以下のページで紹介しています。

ビットフライヤーのトレードクラスの登録手順
bitFlyer(ビットフライヤー)の口座開設とアプリについて詳しく解説

bitFlyer(ビットフライヤー)は国内大手の暗号通貨・仮想通貨取引所です。 ビットコイン(BTC)の他にイーサリアム(ETH)やライトコイン(LTC)な ...

続きを見る

Zaif(ザイフ)の特徴と口座開設のやり方について詳しく解説

このページでは国内の代表的な仮想通貨取引所であるザイフ(Zaif)の特徴と口座開設の手順を説明しています。 仮想通貨取引所のザイフは仮想通貨の取引所としての ...

続きを見る

GMOコインの口座開設や二段階認証の設定について詳しく解説

GMOコインはFXで有名なGMOクリック証券を運営している国内大手のIT系のGMOグループが運営している仮想通貨取引所です。 GMOコインは厳密に言えば仮想 ...

続きを見る

 







-ETH(イーサリアム), Worldwide Asset eXchange(WAX), 草コイン

Copyright© クリプトナンバー28 , 2018 All Rights Reserved.