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中国政府の仮想通貨ランキングでイーサリアム(ETH)が第1位

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仮想通貨・中国

先日5月17日に中国産業情報技術省の情報産業発展センター(CCID)による暗号通貨・仮想通貨のレーティングが公表され話題になりました。
仮想通貨に対する厳しい規制で知られる中国政府が、仮想通貨に対して格付けを発表したのは正直なところ、驚きました。

今後、中国政府がブロックチェーン、スマートコントラクトなど旬な技術に対して取り組みを行う際に、今回の通貨ランキングがかなり重要なものになると予想しています。

では気になるランキングを以下の通りです。

 

中国政府による仮想通貨ランキング

順位 通貨名 基本技術 応用性 革新性 総合評価
1 Ethereum (ETH) 80.3 23.7 25.4 129.4
2 Steem 82.6 9.4 23.9 115.9
3 Lisk (LSK) 64.4 20.9 19.5 104.8
4 NEO 69.2 26.6 7.3 103
5 Komodo (KMD) 60.3 12.8 28.5 101.5
6 Stellar (XML) 70.8 18.1 11.8 100.7
7 Cardano (ADA) 60.3 13.7 24.3 98.2
7 IOTA (MIOTA) 65.9 14.9 17.4 98.2
9 Monero (XMR) 65.7 11.1 15.8 92.6
10 Stratis (START) 60.2 19.3 12.2 91.7
11 Qtum (QTUM) 58.3 22.8 10 91
12 BitShares (BTS) 71.6 12.3 7 90.8
13 Bitcoin (BTC) 39.4 13.1 35.6 88.1
13 Verge (XVG) 66.1 10.9 11.1 88.1
15 Waves 58.2 12.3 16 86.5

16位以下は次の通りです。

  1. Ethereum classic (ETC)
  2. Ripple (XRP)
  3. DASH (DASH)
  4. Siacoin (SC)
  5. Bytecoin (BCN)
  6. Litecoin (LTC)
  7. ARK
  8. Zcash (ZEC)
  9. Nano
  10. Bitcoin Cash (BCH)
  11. Decred (DCR)
  12. Hcash
  13. NEM (XEM)

Ethereum(イーサリアム)が堂々の一位を獲得

時価総額が上位のオルトコインが登場しており、その中でイーサリアムが堂々の一位を獲得しています。
基本技術80.3で全体で2位(一位はSteem)、応用性 23.7で全体で2位(一位はNEO)、革新性25.4で全体で3位(一位はビットコイン)となっており合計した総合値で一位となっています。

全体的に今年の初旬に発表されたワイス・レーティング(Weiss Ratings)の順位にとても良く似たリストになっています。
ちなみにワイスレーティングの仮想通貨格付けは毎週金曜日に更新されます。

今回のレーティングは北京大学の教授や中国科学大学の研究者、マイクロソフト・チャイナのCTOなどの専門家達によって作られており、技術的な側面からの評価が占める割合が高いと予想されます。

イーサリアムはプラットフォームとして、流通しているトークンの量もダントツで多く、他のプロジェクトよりもかなり先行しています。

また通貨としての目的がはっきりとしているSteemの評価が高いのもワイスレーティングと似ていますね。

 

中国政府の意図を探ってみる

今回のリストで思うところ、個人的には革新性はビットコインのために作られた指数のような気がしますので、現在進行形のプロジェクトとしての評価は革新性を省いたリストで考えるのが良い気がします。

ちなみに革新性を省いて並び替えたリストは以下の通り

順位 通貨名 基本技術 応用性 総合評価
1 Ethereum 80.3 23.7 104
4 NEO 69.2 26.6 95.7
2 Steem 82.6 9.4 92
6 Stellar 70.8 18.1 88.9
3 Lisk 64.4 20.9 85.3
12 BitShares 71.6 12.3 83.8
11 Qtum 58.3 22.8 81
7 IOTA 65.9 14.9 80.8
10 Stratis 60.2 19.3 79.5
13 Verge 66.1 10.9 77
9 Monero 65.7 11.1 76.8
7 Cardano 60.3 13.7 73.9
5 Komodo 60.3 12.8 73
15 Waves 58.2 12.3 70.5
13 Bitcoin 39.4 13.1 52.5

こうやって並び替えると見えてくるものがありますね。
そうです。中国政府が大事に育てようとしているNEOが高く評価されていることがわかります。

革新性を含めるとLISKに後塵を拝していたNEOですが、革新性という開発が始まったのが如何に早い時期だったのか、という部分を無視すると全体で2位になります。
普通に考えてまだ完成版がリリースされていないLISKよりも、いくつかのトークンプロジェクトがリリースされているNEOの方が、プラットフォームとしての完成度が高いので、当然の結果なのですが。

 

ビットコインが技術的に他のコインよりも低い評価なのは仕方がないことかと思います。
他の後発のコインはビットコインの問題点を解決するために作られたプロジェクトが多いのですし、ビットコインよりも後から開発が始まったのであれば、性能面で上回るのは当然と言えます。

今回の中国政府による仮想通貨・暗号通貨のレーティングは、深読みすると中国政府として中国産のNEOを非常に大事にしていることが見えてくるランキングでした。







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