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ポルシェのイーサリアムのブロックチェーンを利用した次世代スマートカー構想

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ポルシェがイーサリアムを採用予定

先日、あの誰もが憧れる名門自動車メーカーのポルシェが、イーサリアムスマートコントラクトを利用した次世代カーを開発中だというニュースが報じされました。

現在ポルシェは同じドイツのフォルクスワーゲンの子会社となっています。
フォルクスワーゲンの傘下になる前から2シートのスポーツカーに頼った経営から脱却するためにSUVやファミリー向けといった様々な車種を近年では製造しています。
今回のイーサリアムのブロックチェーンを用いたスマートカー構想も、より安全で使いやすい未来の自動車を制御する技術として開発に取り入れられました。
将来的には自動運転にスマートコントラクトが利用されることも想定されているとのことです。

 

ポルシェの提唱するスマートコントラクトを用いた次世代スマートカー

上の動画はドイツのXAIN社によるブロックチェーンも用いたポルシェのプロジェクトの紹介動画です。
ポルシェ・パナメーラでテスト開発しているみたいですね。

動画の内容を元にポルシェの次世代スマートカーについて詳しく紹介します。

ゼイン×ポルシェ

パイロットプロジェクト ポルシェ×XAIN(ゼイン)
全編がモノクロの映像となっておりストイックでクールな雰囲気です。

大型の倉庫にセンサーやPCを持ち込んでパナメーラに接続し、その場で様々なプログラムをテストしている様子が映し出されています。
演出なのか、実際に普段から使っているのかは不明ですが、映像内のPCはMAC製品が多いです(^^
デキるプログラマーはMACも使う説はここでも有効なのでしょうか(^^;

最初のブロックチェーンのユースケース

最初のユースケースはBlockchainを使用してIPFS上でデータを安全に記録し、運転行動を分析することです。

IPFSInterPlanetary File Systemの略で新しいピアツーピアのハイパーメディアプロトコルで将来はHTTPを保管もしくは置換する技術として注目されています。
分散化されたデータベースに運転行動のログを溜めていくことにより、様々な用途に利用できると考えられています。

例えば、渋滞の緩和、燃費の改善、電気自動車の充電ステーションとのやり取り、そして将来的には自動運転に関わる大規模なビックデータとしての活用などが考えられますね。

アクセス権の共有

自動車のキーはBrockchainを介して安全に、別のアカウントに一時的に共有され、Proscheへのアクセスを許可することができます。

ブロックチェーンを活用したスマートロックのシステムは友人や家族間でのキーの共有を便利にするだけでなく、レンタカーやカーシェアリングにおいても非常に有効なシステムとなるでしょう。
またただのアクセス権の共有ではなくブロックチェーンで改ざん不可能なデータベースとして自動車の使用歴が記録されていくので、盗難や詐欺などは現状よりも起こりにくいと考えれれています。

 

スマートウォッチでトランクの施錠が可能

スマートウォッチを使ってトランクの施錠が可能です。
この機能を使って郵便配達人にトランクのアクセス権を付与することなどが可能になります。

 

ロック解除にかかる時間は短縮可能

アクセスはもちろんキーレスで、アクセスにかかる時間は10〜15秒前から1.5秒に短縮されています。
これもオフラインで動作し、後にネットワークにデータを送信しブロックチェーン上に記録します。

ブロックチェーンを使えば従来に比べて6倍も速くアプリを使ったドアをアンロック機能を提供することが可能です。

 

オーナーに通知

車の所有者は特定のアカウントによって自分の車にアクセスしたことを知ることができます。

改ざん不可能なブロックチェーン上に履歴が残るので盗難やいたずらのリスクは非常に限定的になります。

 

オンラインでのセキュリティ

車は車両ネットワークによってマイニングされたオンライン取引によって安全に開錠することができます。
ここでいうマイニングとは暗号計算の証明とされています。

許可されたノード

ネットワークはパブリックなブロックチェーンとなっており、ハイブリッドノードはそれぞれの車の中にあります。

各ノードはエネルギー最適化コンセンサスアルゴリズムとして開発された

各ノードはPPoKWでマイニングされます
これらの技術はオックスフォード大学とインペリアルカレッジの研究者の支援を得て、エネルギー最適化コンセンサスアルゴリズムとして開発されました。

 

車やIoTデバイスのECUでも機能

このアルゴリズムは、車やIoTデバイスのECUでも利用可能となっており、

ネットワークは異常検出によって安定化

ネットワークは異常検出によって安定化されます。

 

ポルシェの次世代スマートカーを支えているのはXAIN社

XAIN社ロゴ

XAIN社はドイツのベルリンのスタートアップ企業です。
人工知能(AI)とブロックチェーンという現在の花形技術を専門とする会社になります。
現在では本社はロンドンに移しているようです。

XAIN社は2017年の夏に開催されたブロックチェーンがテーマのポルシェ主催の「Porsche Innovation Contest」で認められポルシェと共同開発を始めました。

コンテストの趣旨は高級車におけるデジタル機器の製品開発、ITを使用したサービスの提供をより強化するために、ブロックチェーンを利用することを目的とし開催されました。

 

ブロックチェーンを自動車に取り入れたのはポルシェが世界初

ブロックチェーンを自動車に取り入れたメーカーはポルシェが世界初とされています。
また実際に自動車にブロックチェーン使ったシステムを実装し、テスト稼働させたのも世界初です。

そして今回のポルシェのブロックチェーンによるスマートカーのプロジェクトにはイーサリアムが中心であるとされています。

スマートロックの解除の概念などはまさにイーサリアムのスマートコントラクトならではの仕組みであり、国内でもGMOが独自のサービスを展開しています。

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車の行動記録を全てブロックチェーン上で管理する世の中になれば事故の検証なども容易になり、途上国では未だに問題となっている盗難車に対する問題の解決作になるでしょう。

また今後10年~20年後には確実に普及していくであろう自動運転技術においても、公開されたブロックチェーンで車両を管理するシステムは画期的なソリューションとなる可能性が高いと感じました。

車とブロックチェーンは一見何の関連性もないような気がしますが、本質はIoTであり、機械の自動化が今後ますます世の中に浸透する流れの中では自然なことではないでしょうか。

イーサリアムのスマートコントラクトについては以下で詳しく解説しています。
興味のある方は是非ご覧ください。

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