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価値の保存方法としてブロックチェーン・通貨の機能から考えてみる

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最近、改めて暗号通貨・仮想通貨とは何なのか?
という疑問について禅問答のように色々と考えています。

一生懸命考えても明確な答えはでないのですが、ブロックチェーンの本質について考えてみたいと思います。

 

ブロックチェーンの本質は改ざん不可能で複製も不可能なこと

ブロックチェーンのイメージ

仮想通貨を語る上でブロックチェーンは根本的なところの話になりますが、ブロックチェーンの価値というか本質は、”お互いの監視の元に複製したり改ざんしたり出来ないデータを送受信できる”ということになります。

そしてブロックチェーン上に形成されるデータに対して、発行上限を儲けることにより、暗号の羅列であるデータに価値の保存の概念を持たせることに成功したのです。

データそのものに価値のあるのではなく、価値があると皆が信じている(または信じることができる)データを生成している、とも考えられます。

 

そもそも通貨とは?価値の保存とは?

紙幣にしろ貨幣にしろ、金や宝石にしても、何故に価値があるかをしっかりと説明できる人の数はどれくらいの数なのでしょうか?
お金には価値がある、ゴールドやシルバーにも価値があるのは、概念として社会に当たり前のように存在しているので、簡単に説明しようとしても、難しい経済学の言葉を借りて難解な表現で説明するしかないのではないでしょうか。

通貨とは何かという問いに経済学では「価値の尺度」「価値の保存」「交換の手段」と説明されます。

「価値の尺度」 世の中のモノやサービスを金額という値で評価することができます。
「価値の保存」 時間が経過しても腐ったりして錆びたりして、価値が無くなることはありません。
「交換の手段」 お金を媒体にしてあらゆるモノやサービスと交換できます

改めて見てみるとなるほどと思いますが、冷静に考えれば当たり前の話を難しく表現しているだけとも言えます。

 

価値の保存媒体である通貨の歴史

古代の通貨イメージ

太古の昔には塩や貝などが通貨のような役割を果たしました。
「買う」や「貯める」という言葉に貝の字が入っているのはその名残です。
ちなみに貝を貨幣として使い始めたのは中国の殷(いん)の時代と言われています。
またアフリカ大陸でも同じ時期に、貝をお金として使っていたというのが最近の調査でわかってきたようです。

その後、金や銀などの金属を使った貨幣となり、金や銀の価値を裏付けした紙幣が登場しました。

教科書に出てくるような昔のお話ですが、そのころから金や銀は価値を持っていたわけです。
金が価値の保存方法として適していたのは、発掘量が少なく希少性があることと年月が経っても錆びずに劣化せず、長期保存に適しており、見た目も美しく様々な装飾品に利用できたからです。

貨幣の時代までは、コインそのものが金や銀で作られていたので、通貨が金や銀とイコールだったことは理解できます。
しかし金属なので大量に運ぶとなれば重量はかなりのものとなり非常に不便です。
モノの売買のために貨幣を用いるのに、モノではなく貨幣を運ぶ方が苦労するなんて本末転倒だ、ということで登場したのが紙幣です。

最初は金や銀を預かる「預かり証」を現在の銀行に当たる預り所が発行したのが紙幣の始まりとされています。

近代になって金本位体制が確立してからは、紙幣は銀行で金や銀にいつでも交換できるもの、という認識の元に価値を持ったのです。

そして現在では1971年の経済大国アメリカの都合により、1800年ごろから続いた金本位体制は終焉を迎えます。
それを境に管理通貨制度なり通貨は国家の信用により価値を持つようになりました。

前置きがとっても長かった…のですが、、現在のお金と呼ばれるもの、USドル、ユーロ、ポンド、日本円、韓国ウォン、香港ドル、トルコリラ、南アフリカランド、全て国家の信用の上で成り立っています。

つまり現在の通貨の価値は「共同幻想」という名の信用に支えられています。
その「共同幻想」を支える為に、偽札防止技術や、中央銀行による供給量のコントロールがされています。

この特定の一握りの人間によってコントロールされている事実が中央集権主義となります。

 

ブロックチェーンは技術による信用

通貨の歴史を紐解くと、通貨とは裏打ちされた何か価値のあるものを、通貨を利用する全員で信じる歴史でもあります。

そういった意味で世界共通であった金本位体制から、各国家による管理通貨制度という名の共同幻想を経て、技術に裏打ちされたブロックチェーンの信用に向かう流れは非常に興味深いですね。

通貨はモノとモノを交換するのを効率的にしました。
そして離れている場所であっても、共通の価値観の元にモノとモノを取引可能とし、その結果、貿易が発達し、人の行き来も活発になり、お金があることが信用となり、その信用による取引する形態の商いなども発展して、価値が価値を生む仕組みも形成され、その積み重ねで世界経済は発展しました。

そして通貨の信用の裏打ちはゴールドである時代は1000年ほど続いたわけです。

現在の国家による信用が裏付けされた通貨の時代は、人類史で二度の世界大戦の時期と1971年以降しかありません。

50年ほど前の半世紀前にようやく今の変動為替性に世界経済の仕組みがかわり、今現在はそれの代わりになる可能性を秘めた技術が登場してきたのです。

ビットコインが登場してから現在までにBTCの価格が上昇している事実より、ブロックチェーンによる技術的な信用を担保とした価値の保存は成功していると言えるでしょう。

資本主義の中で人命の次に大事なのはお金とされています。
その中でブロックチェーンはお金にとって代わることができるという証明は、ブロックチェーンの技術が様々なことに応用できる可能性を示唆しています。

自動運転での車の管理をブロックチェーンで紐付ける研究が世界各国、様々なメーカーでされていますし、NASAが宇宙ゴミ(デブリ)の追跡、管理にイーサリアムのブロックチェーンで形成されるスマートコントラクトを活用するといったニュースも記憶に新しいです。

このように今後は、ビットコインやイーサリアムなど仮想通貨以外でのブロックチェーンの活用例が増えていくことが予想されます。
仮想通貨を人々が売買し、保持している事実がブロックチェーンの信用をより強固なものにしていくのです。

 

通貨の価値は利用者が増えれば増えるほど高まる

「メトカーフの法則」って聞いたことありますか?
有名な「ムーアの法則」と並んで頻繁に紹介される法則です。
その内容は通信ネットワークに関するもので、利用者が増えれば増えるほどシステムの価値は向上するという法則です。
正確には

ネットワーク通信の価値は、接続されているシステムのユーザ数の二乗(n2)に比例する

George Gilderによって1993年に最初にこのように定式化され[1]、イーサネットに関する1980年のロバート・メトカーフに起源をもつ。 メトカーフの法則は、当初1980年にユーザ数の文脈ではなく「互換性あるコンピューティングデバイス(例:FAX、電話等)」の文脈で提示された。

近年ではSNSなどでも、このメトカーフの法則が当てはまり、ユーザー数が増えれば加速度的にサービスの価値が向上するのです。

簡単に説明すれば、もし世の中に2台しか電話が無ければ、1対1の通信しかできません。
しかし電話が100台あれば100か所との通信が可能になり、その通信網の価値は、メトカーフの法則に当てはめて計算すると2台の時と比べて価値は2,500倍となります。

 

これは通貨の価値も利用者が増えれば増えるほど、価値が増加していく側面があり、ビットコインなどの仮想通貨も同様です。

むしろ通信技術と密接に絡み合っているので、通常の貨幣、紙幣よりもメトカーフの法則が当てはまるのではないでしょうか。

2024年までにビットコインの利用者数は2億人になるという試算もあります。
2018年4月現在のアドレス数が世界中で約2100万アドレスあります。
ひとりで複数のアドレスを保持しているものと考えるのが普通なので、ひとり5アドレスならば約400万ユーザー、ひとり10アドレスならば約200万ユーザーとなります。

一人で10もアドレスを持っているのか?という疑問もあるかと思いますが、一つのウォレットにいくもアドレスを持てること、ひとりで世界中の取引所を複数登録可能なことを考えると、ひとり10アドレス所持は大げさな数ではないかと思います。

話を戻すと現在200万~400万ユーザーが6年後には2億人になることを考えれば、ビットコインのびっくり仰天価格予想もあながちあり得ない話ではないとさえ感じますね。

ビットコインの専門家によるびっくり仰天価格の予想の記事はこちらです。

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